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人文系の書籍やクラシック音楽にまつわるエッセイ集

6速でホイールスピンをおこすモンスター

 1980年代のF1はターボ・エンジンの絶頂期である。

GP CAR STORY Vol.13 Williams FW11 (SAN-EI MOOK)

GP CAR STORY Vol.13 Williams FW11 (SAN-EI MOOK)

 1986年と1987年に大活躍したのがウィリアムズFW11(11B)であり、ホンダのエンジンが供給された。
 マシンの見た目やGP全体の雰囲気としてはこの時代がもっとも好きである。ロータスマクラーレン、ウィリアムズそしてもちろんフェラーリがしのぎを削った時代であり、ピケやプロストやマンセルやセナが大バトルを繰り広げた一時代でもある。
 この「GP CAR STORY」シリーズは本当に素晴らしいもので、あの時代のファンとしては新刊が出るのが毎回非常に楽しみである。