久しぶりに杜甫の『春望』を読み、その律詩の閉じた1つの世界に羽ばたきつつ、さりとて李白の絶句に世界の開けを聞く。
別 桃 笑 問
有 花 而 余 山
天 流 不 何 中
地 水 答 意 答
非 窅 心 棲 俗
人 然 自 碧 人
間 去 閑 山
- 作者: 松浦友久
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1997/01/16
- メディア: 文庫
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李白の絶句の豪快さと独特のリズム感には強く惹かれる。
そういえば、中原中也の詩も負けず劣らず韻律の魅力に満ちていたっけ。