すべて音楽が入口である。
中学時代に『インヴェンション』や『平均律』を弾いてバッハにハマるというのはよく聞くが、その後の十数年そのまま中学時代を生きているような人間もいるわけで、僕にとってはJ.S.バッハの音楽がすべての扉を開いたと言える。西洋音楽、音楽の歴史、ドイツの歴史、ドイツ語、ドイツ語圏の思想文化etc... いまの興味関心のすべてに通ずる道は十四の時に準備された。
勉強を存分にしたつもりでも、身についているかどうかはまた別の問題である。自分で目的をもって文章にまとめねば記憶は薄れる。そういうこともひしひしと感じつつ、ドイツ史をやる大学生向けのテキストを買った。
- 作者: 若尾祐司,井上茂子
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 2005/05
- メディア: 単行本
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